清水哲男写真展『野良の群像 Backstreet Cats』 俺の撮った猫は可愛くない
Schedule
Wed, 15 Apr, 2026 at 12:00 pm to Sun, 19 Apr, 2026 at 04:00 pm
UTC+09:00Location
Cafe Gallery Space Mu | Osaka, OS
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清水哲男写真展『野良の群像』 俺の撮った猫は可愛くないBackstreet Cats
大阪会場 @cafe gallery Space Mu
4月15日(水)〜19日(日)
OPEN 12:00
CLOSE 18:00
入場無料
16日、19日にはライブイベントがあります。
16日『タカダワタリズム2026』https://fb.me/e/6mr8mwbwm
19日『金森幸介Live』https://fb.me/e/44DzSKOl5
空前の猫ブームだそうだ。
ブームを超え、なんだか「ネコノミクス」と呼ばれる巨大な経済圏を形成しているという話もある。驚いたが、2026年の猫の経済波及効果は約2兆9,488億円に上ると言われている。これは、2025年に開催された大阪・関西万博の経済効果(約3兆円)に匹敵する規模だそうだ。市場でいうとキャットフードや医療費だけでなく、コンビニの限定スイーツ、ハイテク家電、住宅メーカーの猫共生型マンションなどへのひろがりを見せていると。猫の「QOL(生活の質)」を重視し、「飼う」より「一緒に暮らす」という傾向が強いのだと。実際、野良猫の数は劇的に減っているし、殺処分される猫の数も同様に激減している。それはきっと猫も幸せなことだろうと……。
野良猫と呼ばれていた猫たちは、ボランティア団体や行政によるTNR活動(捕獲して手術し、元に戻す)の普及により、地域猫、まち猫、さくら猫という呼び名に変わり、人間の手で完璧近くコントロールされているという。外で生まれる子猫の数が抑制され、野良猫が減っていくのは当然だ。その結果、一代限りの命として地域で見守られる猫が定着してきた。それでもきっと猫にとっては幸せなことだろうと……。
でも、と私は思う。地域猫、まち猫、さくら猫、どんな名前で呼ばれるかは猫たちにとってどうでもいいことだと。捕獲して手術し、元に戻して呼び名が変わる。これは人間にとっては「救済」や「共生」の象徴だが、猫たちからすれば、生殖という生物の本能を断たれ、なおかつ過酷な路上での生活を継続するという現実がある。まちで、路上で生きていくことに何も変わりないのだ。人の都合で呼び方を変えても、野良は野良だ。
私もよく猫を撮る。まちや野にいる猫たちだ。彼らを見て可愛いという人がいますが、それは人間の上から目線以外の何ものでもない。彼らの置かれた環境は呼び名が変わっても厳しい。人に懐く猫たちは稀で、多くは敵愾心を持ち、緊張感をみなぎらせて生きていると私は思っている。
経済波及効果が万博を上回ろうが、いろんな産業に猫関連の市場がひろがろうが、猫には関係のないことだ。
関心は人間の側にあるのだ。
『野良の群像』は完璧にコントロールされて生きている我々を投影したものだ。
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Where is it happening?
Cafe Gallery Space Mu, 大阪府大阪市天王寺区烏ケ辻2丁目2−16,Osaka, JapanEvent Location & Nearby Stays:
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