音楽史研究会 「18世紀、ナポリのオペラ興行母体、出資者に関するいくつかの新知見―フィオレンティーニ劇場をめぐる公証人記録群(1750s~90s)より」(山田高誌氏)
Schedule
Fri, 27 Mar, 2026 at 06:15 pm
UTC+09:00Location
としま区民センター | Tokyo, TY
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3月27日(金)音楽史研究会「18世紀、ナポリのオペラ興行母体、出資者に関するいくつかの新知見―フィオレンティーニ劇場をめぐる公証人記録群(1750s~90s)より」(山田高誌氏)
【会場】としま区民センター 会議室402
【日時】3月27日(金)18時15分開場 準備でき次第開始
【参加費】会場費・資料費として500円
【概要】
トリノ大学出版局によって出版されていたイタリアの音楽百科事典『Dizionario enciclopedico universale della musica e dei musicisti』(1980-90s)が、現在RILMの監修のもと、デジタル化版音楽事典DEUMMとして生まれ変わり、毎年150以上の項目を増やしている。これまで18世紀ナポリの劇場研究を行ってきた発表者は、同編集委員会より、ナポリの「フィオレンティーニ劇場」などの項目の委嘱を受け、現在この劇場に関して総合的な調査を進めている。
なかでも2018年より新たに一般公開が始まった「公証人文書」の調査において、新発見となる多くの興行史料を発見しており、ナポリで最も重要な民間劇場であったフィオレンティーニ劇場、ヌォーヴォ劇場の18世紀の興行を経年的、かつ横断的に明らかにしつつある。
本発表は、18世紀後半、”プロフェッショナル”なオペラ興行へと推移する直前、18世紀中頃の興行師たちとそれを資金的にサポートした出資者などに着目する。具体的には、短期間で入れ替わっていた興行師が、実際には地方都市に活動の軸足を置いていた事例、また運営資金を出していた影なる音楽愛好家貴族の命を受けた単なる代理人であった事例などから、単なる能力不足の結果だったわけではないことを指摘する。その中で、興行師専任事項と思われていた作曲家選定においてすら、資金を出していた貴族や劇場オーナーがより大きな決定権を握っていた事例を明らかにする。また出資方としての商人も、単なる経済的な投資を超えての音楽愛好家であったことを史料に基づき明らかにしながら、これまでほぼ顧みられることのなかった一劇場の興行の多様性と背後に広がる人的ネットワーク、そして、それに基づく作品解釈の可能性とモデルを示したい。
どなたでもご参加歓迎いたします。ご質問などはFBのコメント欄で
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Where is it happening?
としま区民センター, 東池袋1-20-10,Toshima,Tokyo,JapanEvent Location & Nearby Stays:
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