立木義浩写真展「あなたに似た人」
Schedule
Wed Dec 04 2024 at 03:00 pm to 09:00 pm
UTC+09:00Location
KKAG : Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery | Tokyo, TY
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東京・馬喰町のアートギャラリーKKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)では、2024年12月4日(水)から12月21日(土)まで、立木義浩写真展「あなたに似た人」を開催します。日本を代表する写真家の一人として広告・雑誌・出版など幅広い分野で活躍し、女性写真の分野を中心に数多く著名人を撮影してきた立木義浩氏。ポートレート写真と並行して、立木氏はこれまで世界中でスナップ写真を撮り続け、いまも多くの作品を世に送り出しています。本展では、立木氏が近年世界各地で撮影した珠玉のスナップ写真約20点を展示します。ぜひご高覧ください。
* 入場無料
** 最終日12月21日(土)は18時閉館
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この世は、自分と他人からなりたっている - 他人の目にはありありと見えることが、自分には見えない。
自分とは 「思い知る」 ことがない存在である。
今回、日常的な風景の中で、誰しも思い当たるであろう人間の風情を 「あなたに似た人」 と呼んでみた。
誰に似ていようと大きなお世話だと思うが、指さされて「あなたに似た……」 などと言われると一瞬困惑しつつ、
自分とどこがどう似ているのか、見た目はどうなのか気になってくる。
人の表面というのは、身振り、表情、そこに流れたであろう時間などを指している。
これはある意味で「見立て」でもある。
「見立て」とは「仮に見なして判断すること」。
つまり実在しないものをある様に思い描くことである - 私たちは他人を通じて、自分自身になる。
立木義浩
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【作家プロフィール】
立木義浩(Yoshihiro Tatsuki)
1937年、徳島県・徳島市の写真館に生まれる。
1958年、東京写真短期大学(現・東京工芸大学)技術科卒業。
その後、広告制作会社アドセンター設立時にカメラマンとして参加。
1965年『カメラ毎日』で掲載された『舌出し天使』が話題となり、一躍世間の注目を集める。
1969年、フリーランスに転身。女性写真の分野を中心に、多く著名人を撮影。同時に世界中でスナップ写真を日常的に撮り続け、多くの作品を世に送り出す。その他、広告・雑誌・出版など幅広い分野で活動し、現在も現役カメラマンとしてシャッターを切る。
主な受領歴に、日本写真批評家協会新人賞(1965年)、日本写真協会賞年度賞(1997年)、日本写真協会賞作家賞(2010年)、文化庁長官表彰(2014年)などがある。
[近年展覧会]
2018 銀座channel 「白と黒の協奏曲」
2018 原宿BOOKMARK「舌出し天使 A FALLEN ANGEL」
2019 上野の森美術館 「時代」
2019 LEICA GALLERY 「まばたき」
2020 KKAG「Afternoon in Paris/昼下がりのパリ」
2021 フジフイルム スクエア「遍照」
2022 KKAG『Ko・So・A・Do』「過去はひとつの異國である」ハートレー
2023 キヤノンギャラリー『日本再発見 「ISLAND HOPPING」』
2023 KKAG「SOMEONE ELSE」
[主な著書]
1971 『GIRL』『私生活/加賀まりこ』
1980 『MY AMERICA』
1990 『家族の肖像』
1998 『東寺』
2001 『KOBE・ひと』
2007 『ありふれた景色』
2012 『小女』『Tōkyōtō』
2013 『étude』
2014 『Yoshihiro Tatsuki 1〜8』
2016 『動機なき写真』
2018 『舌出し天使A FALLEN ANGEL』
2019 『20C』
2023 『七つの真実にまさるひとつのきれいな嘘を』など他多数
以上
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Where is it happening?
KKAG : Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery, 東京都千代田区東神田1丁目2−11,Chiyoda, Tokyo, JapanEvent Location & Nearby Stays: