アミティ・カルテット バルトーク弦楽四重奏曲全曲演奏チクルス vol.3
Schedule
Thu Dec 25 2025 at 07:00 pm to 09:00 pm
UTC+09:00Location
東京文化会館小ホール | Tokyo, TY
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★アミティ・カルテット結成10周年!アミティ・カルテットが取り組むバルトーク弦楽四重奏曲全6曲チクルスの第3回は、私共の10周年を記念する定期リサイタルでもあります。また弦楽四重奏の新たな在り方を発見すべく、団として初めて作曲家に作品を委嘱します。弦楽四重奏を創始したハイドンの晩年の傑作「皇帝」、バルトークが自身のオリジナリティを大胆に現した第3番、そして日本古来の精神を甦らせる平野一郎氏の新作はゲーテの小説『親和力』と文楽の世界が思いもよらない形で結ばれる前代未聞のカルテット。日本で活動する今の私たちが挑みうる、最高のレパートリーになるでしょう。皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
【プログラム】
ヨーゼフ・ハイドン:弦楽四重奏曲 第77番 「皇帝」ハ長調 作品76-3 Hob. III:77
Joseph HAYDN : String Quartet (‘Kaiserquartett’) in C major Op.76 No.3 Hob. III:77
バルトーク・ベーラ:弦楽四重奏曲 第3番 Sz.85
BARTÓK Béla : String Quartet No.3 Sz.85
平野一郎:弦楽四重奏曲 第三番〈親和力∨恋苧環〉(委嘱作品・世界初演)
HIRANO Ichirô : String Quartet No.3 “SHINWARYOKU∨KOI-NO-ODAMAKI”[Die Wahlverwandtshaften]
(commissioned work, World Premiere)
【チケット】
全席自由 (税込)
一般 4,000円 / 学生 2,000円
発売日:2025年8月26日(火)
● 東京コンサーツ オンラインチケットサービス
https://www.confetti-web.com/@/amity2025
● 電話予約(カンフェティチケットセンター)
050-3092-0051(受付時間 平日10:00~17:00 オペレーター対応)
● 東京文化会館チケットサービス
03-5685-0650(オペレーター対応)
営業時間 電話 10:00~18:00 窓口 10:00~19:00(休館日を除く)
Web http://www.t-bunka.jp
全席自由 (税込)
一般 4,000円 / 学生 2,000円
発売日:2025年8月26日(火)
【プロフィール】
アミティ・カルテット Amity Quartet
日本とヨーロッパで活動してきたメンバーにより2015年に結成、2016年より演奏活動を開始した弦楽四重奏団。これまでに鶴川ポプリホール、真駒内六花亭ホール、上野の森コンサート、浦安音楽ホール、トーキョーコンサーツ・ラボでの演奏会に出演したほか、毎年定期リサイタルを開催。2020年、アートにエールを!企画でベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番を動画作品として発表。2022年よりバルトーク・チクルスを開始。古典から現代まで弦楽四重奏の可能性に挑み続ける。facebook.com/AmityQuartet
尾池亜美|ヴァイオリン
東京都杉並区出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学卒業。ローザンヌ高等音楽院修士課程修了。英国王立北音楽院インターナショナル・アーティスト・ディプロム取得。その後グラーツ芸術大学に学び帰国。
これまでに山下真澄、ハビブ・カヤレイ、石井志都子、澤和樹、ジェラール・プーレ、オレグ・クリサ、ピエール・アモイヤル、ヤイル・クレスの各氏に師事。2025年度より東京藝術大学准教授。2021年Bartók World Competition 弦楽四重奏部門審査員。
日本音楽コンクール第1位、聴衆賞受賞。マンチェスター国際ヴァイオリンコンクール優勝、委嘱作品最優秀演奏賞。カール・フレッシュ国際コンクール第2位。江藤俊哉ヴァイオリンコンクール優勝。日本フィル、ローザンヌ室内管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラと共演。アジア、欧州各地にてリサイタルを開催。
アミティ・カルテット、ゼフィルス・ピアノ五重奏団、Ensemble FOVE、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。作曲家や様々なジャンルのアーティストとの協働にも力を注ぐ。amioike.art
須山暢大|ヴァイオリン
都立芸術高校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。 第1回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第2位。NPO法人イエローエンジェルより2年間1831年G・F・プレッセンダ製作(E・X・シュルツ)を貸与される。シオン・ヴァレ国際ヴァイオリンコンクール入賞。NAGANO国際音楽祭でのコンクール第1位。ヴァイオリンをグリゴリー・フェイギン、石川静、ジェラール・プーレ、山口裕之、シュミュエル・アシュケナージ各氏に師事。 ソリストとしてセントラル愛知交響楽団、藝大フィルハーモニア、東京室内管弦楽団、Shlomo・Mintz指揮 Orchestre Dohnanyi Budafok、Spirit of Europe等と共演。これまでに、サイトウキネンオーケストラ、紀尾井シンフォニエッタ、赤穂国際音楽祭プレコンサート、姫路国際音楽祭プレコンサート等多数出演。エピス・クァルテットとしてベートーヴェン弦楽四重奏曲後期作品シリーズを毎年開催。ソロ・ヴァイオリン、コンサートマスターを務めたCD「CHAMBER MUSIC PLAYERS OF TOKYO in 紀尾井ホール」がレコード芸術の特選盤に選ばれる(オクタヴィア・レコードより好評発売中)。
日本各地の主要オーケストラにコンサートマスターとして客演した後、2018年大阪フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任。
安達真理|ヴィオラ
桐朋学園大学卒業。ウィーン国立音楽大学室内楽科を経てローザンヌ高等音楽院ソリスト修士課程修了。ヴァイオリンを篠崎功子、ヴィオラを店村眞積、ジークフリート・フューリンガー、ギラッド・カルニ、今井信子、室内楽をヨハネス・マイスルの各氏に師事。2013年よりインスブルック交響楽団副首席奏者を2年間務めた。2016年よりパーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団のメンバーとして、パルヌ音楽祭、BBCプロムス公演、ヨーロッパツアー等に参加。
2021年より日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者。ソリスト、室内楽奏者としても様々な領域で活躍している。ヴィオラ・リサイタルを多数開催し、コンセプトが光るユニークなプログラミングに定評がある。
録音作品は「Winterreise」「J.S.バッハ 組曲&パルティータ」等をリリース。
アミティ・カルテットとして2022年よりバルトークの弦楽四重奏曲全曲演奏会チクルス、DSCH弦楽四重奏団としてショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏会チクルスを開始。
mariadachi.com
山澤慧|チェロ
古典作品の勉強を地道に重ねながら、現代音楽の演奏や作曲家への委嘱を積極的に行い、チェロの可能性を探求し続けている。2015年以降、20世紀以降に書かれた無伴奏チェロ曲のみを集めたリサイタルシリーズ「マインドツリー」を毎年開催。2021年には新シリーズ「邦人作曲家による作品集」をスタートさせた。ほかに「山澤慧・鳥羽亜矢子デュオリサイタル」「ピアノ三重奏」シリーズなど、新しい試みを展開している。
東京藝術大学附属高校、同大学を経て、同大学院を修了。大学卒業時に同声会賞受賞、大学院修了時に大学院アカンサス賞受賞。第10回ビバホールチェロコンクール第3位。第2回秋吉台音楽コンクールチェロ部門第1位。第11回現代音楽演奏コンクール"競楽XI"第1位、第24回朝日現代音楽賞受賞。
音川健二、藤沢俊樹、河野文昭、西谷牧人、鈴木秀美、山崎伸子の各氏に師事。文化庁新進芸術家海外研修員として、フランクフルトにてアンサンブル・モデルンのチェロ奏者、Michael Kasper氏に師事。
藝大フィルハーモニア管弦楽団首席チェロ奏者、千葉交響楽団契約首席チェロ奏者。
平野一郎|作曲家
丹後國宮津生。2001年より作曲活動を本格開始、京都を拠点に日本列島の風土や伝承に根差した創作を展開。響きや調べ、声と言葉の根源を探ね、失われた身体性・全人性を呼び覚ます音楽世界を志す。日本交響楽振興財団作曲賞最上位・日本財団特別奨励賞、青山音楽賞、京都市芸術新人賞、現音富樫賞、藤堂音楽褒賞、京都府文化賞奨励賞等受賞。ISCM世界音楽の日々2008ヴィリニュス大会入選・参加。11年モノオペラ〈邪宗門〉初演。四季の四部作 (吉川真澄) 綺多羅 (大萩康司) ピアノ・ソナタ第1番〈光人彷徨〉(イリーナ・メジューエワ) 鬼の学校 (舘野泉) 蜃氣樓●協奏曲 (森本英希) 天獄と地極 (DieKohlmeise) 龍ノ経 (IMAGINARC) 鱗宮▲交響曲 (芦屋交響楽団) 八幡大縁起 (やわた市民音楽祭) 胡絃乱聲 (国立劇場) とこよのはる (森の会) 貘印✴︎宝船 (日本音楽集団) 人間ソナタ(安達真理)等委嘱作品多数。17年より出雲芸術アカデミー・コンポーザーインレジデンスとして「連作交響神樂」に取り組む (全9部作/管弦楽+声楽) 。19年NHK-BS8K《落慶 奈良・興福寺》音楽制作。22年多和田葉子書き下し台本によるオペラ〈あの町は今日もお祭り〉(全5幕/国立市) 初演。24年洋琴+打物+邦楽合奏による「水夢譚」(舘野泉) 初演。25年最新 CD 『二十四氣』リリース (WAON レコード)。現在は東京にも新拠点を構え活動の領域を更に広げ深めている。
hiranoichiro.com
協力: 〈Code=“Shanti”〉
マネジメント:東京コンサーツ
助成:公益財団法人日本室内楽振興財団
公益財団法人朝日新聞文化財団
後援:東京藝術大学音楽学部同声会
・やむを得ない事情により内容に変更が生じる場合がございますが、出演者・曲目変更などのために払い戻しは
いたしませんので、あらかじめご了承をお願い致します。
・未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
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Where is it happening?
東京文化会館小ホール, 上野公園5-45,Taito,Tokyo,JapanEvent Location & Nearby Stays: